自社ECとマーケットプレイス併用型とは、その名のとおり、「自社ECとオンラインマーケットプレイス内の自社ブランドストアの併用して運営する」モデルを言います。

多くの企業が採用しているモデルではありまずが、実態はオンラインマーケットプレイスに売上の大半をゆだねているケースがほとんどです。一方、大手企業・強力なブランド力を持っている企業でも、本当はあまりオンラインマーケットプレイスに頼りたくはないけど、活用しているケースがよくあります。理由は、大手企業といえども彼らの集客パワーは無視できない、売上というより自社ブランドのプレゼンスをもっと上げたい、もっと多くの人に知ってほしい、自社ECがまだまだしょぼい、などが背景があります。

＜このモデルの主なメリット＞

1. 自社ECとオンラインマーケットプレイスの、いいとこ取りができる。
2. 自社ECから購入したい顧客層とオンラインマーケットプレイスから購入したい顧客層の双方を取り込める。
3. オンラインマーケットプレイスの売上が大半を占めている場合、フルフィルメント業務を自社でやらなくて済む。あるいは大幅に減少できる。

＜このモデルの主なデメリット＞

1. 複数のオンラインストアを運用するための、社内リソース（人員・作業時間等）がより多く必要。
2. 固定費用がそれぞれのオンラインストアでかかるため、売れない場合は、固定費用が重くのしかかる。
3. マーケティングにかかるパワー・投資が分散され、どれも中途半端に陥る可能性が高い。特に小規模企業では。

自社ECの事業ステージ・ブランド力・製品特性・人員などのリソース・投資できる額などを考慮し、併用型がいいのか、マーケットプレイス単独型がいいのか、自社ECオンリー型がいいのか、最適なモデルを私たちはご提案いたします。また、これらのオンラインストアの売上・利益をグロースするためのマーケティング支援をDRM手法を活用して、貴社をご支援します。