セールス・ライティング

セールス・ライティングとは、「販売者側が見込み客のCall-to-Action (行動喚起)を促し、何からの反応を得ることにフォーカスしたライティング手法」を言います。ですので、メーカーのブランドイメージを伝えるような、コピーライティングとは違いますし、メディアの記事を書くライティングとも違います。売上に直結するマーケティングとセールスに特化した、特殊なライティング手法です。
これは、ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)の構成要素の中核のひとつであり、「ダイレクト・レスポンス型のセールス・ライティング」とも言われています。見込み客からの反応を直接得るDRM手法とセールス・ライティングは、切っても切れない関係にあります。
セールス・ライティングは様々な重要な場面で効果を発揮します。例えば、マーケティング&セールスのツール別に分類すると下記のケースで効果を発揮します。
- PPC広告、Facebook広告、Youtube広告など
- ホームページの資料請求・ダウンロードページ
- ホームページやEコマースサイトにおける製品紹介
- Eメールマーケティング
- コンテンツマーケティング (ブログ・SNS・動画)
- DM
- セミナー集客サイト
- セールスプレゼンテーション資料
- プロダクト内広告
- チラシ広告
- 求人広告
- その他いろいろ
目的別に分類すると、下記のことに役立ちます。
- Webトラフィックの獲得
- セールスリードの獲得
- リードナーチャリング
- クロージング
- リピート販売、サブスクリプション更新時
- キャンペーンセリング
- カムバックマーケティング(一旦、離れた顧客を再び呼び寄せる手法)
- その他いろいろ
セールス・ライティングのひとつの構成要素である、「ヘッドライン」。例えば、PPC広告につけるヘッドラインコピーにおいて、CTRが0.01%しかない状況で、プロのセールス・ライターがコピーを変えることで、1%のCTR、つまり100倍の改善を得ることができます。Eコマースサイトでも購入コンバーション率(CVR)が0.1%しかない状況で、製品ページのコンテンツを作り変えるだけで、1%のCVRとなり、つまり売上が10倍になることを意味します。
セールス・ライティングは非常に奥深い分野で、習得し良いパフォーマンスを出せるようになるまで、相当の学習時間・習得時間・実戦での訓練が必要です。マーケティングとセールスにEnd-to-Endで熟達していることはもちろん、製品の知識、市場の知識・動向、競合他社の状況、自社製品のポジショニングやベネフィット、見込み客が求める直接的なベネフィットと深層的なベネフィットを知るリサーチ方法、顧客の心理を分析するなど、まさに「売るための総合力」が求められます。
ダイレクト・レスポンス型のセールス・ライティングは米国で生まれた技術であり、100年くらい磨き続けられてきた歴史があります。日本で本格的にその知識が入ってきたのはわずか10数年前です。知識は徐々に浸透しつつありますが、セールスマン、マッケターでしっかり理解していて使いこなせる人数はわずかな状況です。分野は異なりますが、セールス・ライティングを求人の分野で応用して、大成功をおさめている企業がでてきています。求人広告を出してもまったく応募がないという採用難の今の時代で、非常に安い単価で多くの応募者を獲得し、採用に至るケースも出てきています。
私たちは、DRMとセールス・ライティングのプロフェッショナルです。貴社の抱える問題(リードが取れない、リード単価が高い、購入コンバージョンが低い、リピート率が低いなど)を「セールス・ライティング」で解決する方法を提案いたします。